ソロモンの偽証
宮部みゆきさんの『ソロモンの偽証』全三巻、
図書館で予約を頑張って読破しました
物語は・・・
ある中学校で男の子が亡くなり
当初は飛び降り自殺だとされていたのが
匿名の投書により「殺されたんです!」と。
そして犯人として 学校一の不良が名指しされます。
その子たちが犯人とは思えないけど
噂は広がっていき
名指しされたグループは内輪もめも。
「私たちは真実を知りたい!」と
中学生だけで 学校内裁判を始めます。
通常なら 自殺か?他殺か? というところが重要かと思うのですが
この本では
亡くなった少年の心の闇や
真相を知りたいと調査を始める優等生の女子中学生、
彼らを取り巻く同級生・大人たちのいろいろが
複雑に絡み合っていて
メチャクチャ長編なのに どんどん読み進めたくなる面白さをもっています。
とてもオススメしたい本です。
実は、息子にも読んでもらって
一緒に語り合いたいと思ったのですが
まだ文庫化されてなく・・・
といっても あれだけの長編を文庫化したら
一体何冊になるんだろう~?とも思うけど・・・
私の熱い思いが届いたのか(?)
2015年お正月に 映画として上映されるそうです。
配役は 全国規模のオーディションで決定されるそう。
どんな子が誰をやるんだろう?と
今からワクワクしています。
息子には・・・本ではなく映画を観てもらう?(笑)
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