銀色の絆

chiko♪

2012年02月16日 10:49

書店に山積みになっていて気になった『銀色の絆』
読んでみました


フィギュアスケートの世界を舞台にした
母と娘の物語です。
先日、真央ちゃんが出場した4大陸フィギュア観戦と
本読みが同時進行だったので
感慨深いものがありました。

お話の軸は
最初は 軽いお稽古ごとのつもりで
娘にスケートを習わせていたお母さんが
人から言われて 娘にスケートの才能の片鱗が見えることに気付き
その頃 否応なしに訪れた環境の変化と相まって
娘のスケート練習に のめり込んでいく というもの。


おっとり穏やかで 人と争うことを望まない娘が
一生懸命な母に引っ張られて 上へ上へと登っていこうとします。

この物語を通して 感じたのは
「大好きなお母さんに 喜んでもらいたい」という
娘たちの心情です。
真央ちゃんも スケート練習中に
「お母さん! 私だけを観てて!」
訴えたりしたそう(^.^)

ピアノレッスンに来てくれている生徒さんは
おうちでの練習で お母さんと一緒に頑張ってくると
張り切ってすぐに ピアノの椅子に座ります。
そして自信を持って弾き
「よく練習してきたね~」と 褒めると
「うん。 お母さんがみてくれた」と それは嬉しそう
ピアノが弾けるお母さん方ばかりではないのですが
子供たちは 「自分の為にお母さんが見てくれる」というのが
嬉しいみたいです。

精神的に自立したお子さんも いらっしゃいますが
まだまだ甘えたい幼稚園~小学生。
「お母さんもわからないけど、一緒に勉強しよう」と お子さんを励ますことで
伸びていくこともありますね(#^.^#)

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